高精度プレス金型の
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トップページ » 技術コラム » 金型製作の依頼でお悩みの方へ|現場調整いらずの“再現性の高い金型”をお探しなら
2025.06.24
金型製作を外注する際、こんなお悩みはありませんか?●メンテ前にはなかった製品バリが出てしまい、金型組み直しが発生している●金型メンテ後の組付けはベテラン作業者でないとできない●金型の組付けに膨大な調整時間が発生している南雲製作所ではこうした現場の悩みに対し、「現場の作業者に寄り添った再現性の高い金型」でお応えしています。金型製作の依頼先をお探しの際にはぜひご覧ください。
目次
プレス金型は、製品の寸法精度や見栄えを左右する重要な設備です。特に量産においては、金型の「精度が安定していること」だけでなく、「保守後も再現できること」が重要視されます。再現性の高い金型には次のようなメリットがあります。
再現性の高い金型であれば微調整無しで、同じ精度の製品を安定して得ることができます。再現性がないとメンテ後に製品バリの出方に偏りが出るなど、メンテ前後で品質にばらつきが生じる可能性があります。
再現性がないと組み上げても、分解前の状態と同じ製品が生産できないため、細かい微調整が必要となります。金型に再現性を持たせることにより調整時間を大幅に短縮することができます。量産ストップの時間を最小限に抑えることができるので量産の生産性向上に大きく貢献します
南雲製作所の金型がメンテ後に組み上げても再現性を保てるのには理由があります。1つずつ見ていきましょう。
当社では毎年1億円の設備投資を行っています。最新の設備とそれを使いこなす熟練の作業者により、各部品を±2μm単位で製作。さらに高精度部品は公差の中央値を狙って加工するため、組立時のずれを最小に抑えます。\ 保有設備はこちらから /設備情報 – 精密プレス金型の南雲製作所
高精度な加工はそれを保証できる検査体制があってこそ。南雲製作所では徹底した温度管理を行い、ISOに準拠した検査体制で、高精度な加工を保証しています。
南雲製作所では、金型構造の設計段階からメンテナンス性を意識した「現場の作業者に寄り添った」金型をご提案。ちょっとしたメンテナンスは金型をすべてばらす必要のない構造にしたり、ばらした後組付けの際にも仕様書通りに組付けていけば、誰が作業しても再現性が確保できる金型構造にしたりと、現場の作業者の方々に喜んでいただきたいという想いから金型作りを行っています。
ここでは実際の南雲製作所のお客様の例を見ていきます。ある量産工場様では、以下のような改善が実現しました。「加工精度と再現性が魅力!金型に不具合が出ても、今は部品交換だけで対応できる」―樹脂成形型量産工場 S様以前は金型に問題が出ると「一式作り直し」が当たり前だったS様。バリや加工ムラが頻発し、生産現場は悩まされていました。しかし、南雲製作所の金型を導入してからは、部品交換だけで再現性のある状態に。「保守管理性の高さ」が大きな魅力と評価を頂いています。
\ お客様インタビューの全文はこちらから /
加工精度と再現性が魅力!
南雲製作所にご依頼いただく際の流れをご紹介します。
ご相談をいただいた後、まずは営業担当が現状を丁寧にヒアリングします。訪問またはWEB面談にて、お客様のご希望や課題を把握し、最適な提案をさせていただきます。
【ポイント】各地域に専任の営業担当がいるので、すぐにお伺い可能です!\ 営業担当紹介はこちらから /営業担当紹介 – 精密プレス金型の南雲製作所
ヒアリング内容をもとに、社内の技術部門が金型設計を進めます。案件によっては営業・技術がチームで貴社工場へ訪問し、現場に即したご提案を行うことも可能です。
【ポイント】試作型によるテスト(試抜き)も対応可能。製品サンプルの評価データも、条件別に資料化してご提供します。
設計が完了したら、部品の製造に着手。1億円超の年次設備投資と熟練技術者の加工力で、±2μmの高精度加工を実現しています。また、徹底した温度管理を行った検査室にてISOに準拠した検査体制で、精度をしっかり保証します。\ 設備情報はこちら /設備情報 – 精密プレス金型の南雲製作所
製造された部品は社内の組立工程へ。寸法精度だけではなく、組立後の剛性・耐久性も考慮し、安定した品質の金型へと仕上げます。
完成した金型は、自社保有のトライ用プレス機(~150t)にて試打ちを行います。ご希望があれば、試打ち当日の立ち合いや工場見学も可能です。また当社内で合格品が出たら、お客様のもとへ伺い、実機トライとなります。
試抜き品を検査し安定して良品が出る状態まで金型を調整します。実機トライ前に、社内で綿密な調整を重ねることで、スムーズな立ち上げを実現します。
実機トライで問題なく良品が得られれば納品完了です。納品後も、必要に応じてオーバーホールを含むメンテナンスや再研磨のご相談を承ります。
→銅、SUS、SPCCなど、各種プレス材に対応しています。またPETなどの金属以外の材質や箔材も対応可能です。
→再現性を重視した構造設計と高精度加工により、分解・再組立て後も初期制度を維持できます。
→もちろん承っております。コンパウンド型の設計製作実績もございます。お気軽にご相談ください。
→2㎜以下の製品に対応します。特に1㎜以下の薄物の実績が多いです。0.012㎜の箔材打ち抜きの実績もございます。\ その他のFQAはこちら /よくある質問一覧-精密プレス金型の南雲製作所
再現性のある高精度な金型製作をご希望の方は、まずはご相談ください。製品図やトラブル状況が分かる資料があれば、より具体的なご提案が可能です。WEB面談でもお打ち合わせ可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
営業部 山﨑
2001年 南雲製作所入社。8年間の設備設計を経て、その後営業として活動。15年以上の営業歴の中で様々な課題を抱えるお客様をご担当させていただく。2023年から南雲製作所公式サイト上で「技術コラム」やダウンロードコンテンツを発信している。
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