製品情報・事例紹介
南雲製作所の製品は一点一点がオーダーメイドです。
お客様からご相談いただいた問題に対して、技術部が中心となり実験・調査を行っています。
そこから得た情報をもとに試作・試打ちを行うので、お客様目線でご提案させていただくことができます。
また、そうした情報の蓄積によるお客様の問題を解決するためのノウハウを活用し、お客様の「できない」を「できる」に変えることを目指しています。
精密⾦型設計製作
想像以上の寸法公差で“こだわり” の金型を設計製作。技術力と考える力で期待以上の価値をお届けします。
設計~製作~試打ちまで全て当社で行うことができます。
- サービス内容
・基本型サイズ500mm以下(500mmを超えるものは別途ご相談)
・微細コネクタ用金型
・リードフレームタイバーカット金型
・各種フィルム抜き金型
・モーターコア金型
ご納品までの流れ
- ヒアリング
- 設計
- 加工
- 組立
- 試打ち
- 検査
- 調整
- 納品
課題解決事例 01– 精密金型設計製作 –
お客様の業種 | 電子部品メーカー |
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ご相談内容 | パンチ・ダイの入れ子交換にかかる時間を短縮したい。 |
提示した解決策 | パンチ・ダイの位置決め方式の変更。 |
使用した技術 | ダイ入れ子のキー止め方式を軽圧入方式に変更。 |
成果 | 入れ子交換後の調整が一切不要になり、交換にかかる時間を75%削減。 |
南雲製作所のこだわり | 当社では、部品の出来上がり寸法をすべて記録しています。そのため、交換部品でのご注文を頂いた場合、オリジナルの部品と±1μmの誤差で交換部品を製作します。 部品を入れ替えるだけで新品と同じ状態にすることができるので、わずらわしい部品交換後の立ち上げ調整時間を大幅にカットできます。 |
課題解決事例 02– 精密金型設計製作 –
お客様の業種 | 電子部品メーカー |
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ご相談内容 | 薄い製品をシャープに切断したい。 |
提示した解決策 | 極小クリアランスの抜き金型。 |
使用した技術 | 型構造と部品精度の向上。 |
成果 | 解消できなかった抜きバリを無くすことができた。 |
南雲製作所のこだわり | 薄い製品を抜く際、著しく狭いパンチ・ダイのクリアランスを設定しなければなりませんが、公差設計上、確実に設定クリアランスを実現することは困難です。しかしながら、当社では設計の段階から狭いクリアランスを実現するための部品設計を行っていますので、製作部品でも購入部品でも特注で製作します。 そのため、お客様が求める製品の要求値を実現できる金型をつくることができます。 |
精密金型部品加工
最新鋭の工作機械を多数導入。卓越した最先端の加工技術であらゆる形状にも対応します。
図面1 枚から高精度な部品をお届けします。
- サービス内容
・金型用交換部品加工(公差±0.001mm~)
・治具、装置用部品加工
・超硬、焼入れ鋼の高硬度切削加工(φ0.1mm工具~)
・鏡面研削加工(Ra0.2μm~)
・微細ワイヤー放電加工(線径φ0.05mm~)
ご納品までの流れ
- 図面確認
- 加工
- 検査
- 納品
課題解決事例 01– 精密金型部品加工 –
お客様の業種 | 精密電子部品メーカー |
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ご相談内容 | 超硬カシメパンチの寿命を向上させたい。 |
提示した解決策 | 放電加工をミーリングへ工法転換。 |
使用した技術 | 超硬材料のミーリング加工技術。 |
成果 | パンチの寿命が4倍になった。 |
南雲製作所のこだわり | 超硬材料を放電加工する際、加工中に熱の影響によるマイクロクラックが発生します。これは20μm程度の深さで入るため、いくら磨いてきれいな面にしても残ります。このクラックが、強い荷重のかかるパンチなどでは摩耗の原因となります。その点、ミーリング加工はこのマイクロクラックが一切起こりません。ミーリング用の工具はR0.1まであり、加工形状の融通性は非常に高いです。 |
課題解決事例 02– 精密金型部品加工 –
お客様の業種 | 自動車部品メーカー |
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ご相談内容 | R0.05のコーナーRを高精度に加工してほしい。 |
提示した解決策 | 油切りのワイヤー放電加工。 |
使用した技術 | 高精度ワイヤー放電加工技術。 |
成果 | お客様の要求する形状加工精度と面粗さを実現。1年以上かかると思われていた仕事を半年に短縮。 |
南雲製作所のこだわり | 南雲製作所の技術部は、試作はもちろん、試打ちも行っています。どんな些細なことでもご相談頂ければ、結果のご報告からご提案まで行わせていただきます。 |