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トップページ » 技術コラム » 「こだわりの金型で、明日を変える」その”こだわり”とは!?
2024.07.03
金型の調達担当のご担当者様は、日々より良い金型メーカーがないかと探していることかと思います。展示会に視察に行ったり、「精密プレス金型 メーカー」で検索してみたり…金型は1式数百万、一千万円以上することもあり、新規のメーカーへの金型製作依頼はかなりハードルやリスクが高い買い物です。●各メーカーどこが違うのか分からない…●本当にこのメーカーに変えても大丈夫だろうか…この記事では当社のキャッチコピー「こだわりの金型で明日を変える」の“こだわり“を3つご紹介します。金型メーカー選びの一助になれば幸いです。それでは見ていきましょう!
目次
南雲製作所ではとにかくお客様のもとへ伺ってお話をするということにこだわっています。金型はトライ時や納品時には問題がなくても、使っていくうちにトラブルが発生することがあります。予期せぬトラブルが発生した際には、生産がストップしてしまい大きな影響を与えかねません。そんな時にはお電話いただければ営業担当が全国どこでも駆けつけます。案件によっては設計者も同行し、トラブル解決に取り組みます。オンラインでの商談や打合せが気軽に行えるようになった昨今ですが、やはり金型の不具合やトラブルの原因は現物を見てみないと分からないことが多いです。また、高価な買い物、長く使うものだからこそ顔を合わせてお話しさせていただいて、ご安心いただくことが大切だと南雲製作所では考えています。
当社では営業担当がエリアごとに振り分けられており、毎週出張してお客様のもとへ伺っています。トラブル時はもちろんですが、トライの際にも担当が立ち会うことが可能です。大量生産の要である金型にとって「フットワークの軽さ」は必須の条件と言えるでしょう。
南雲製作所の金型はバリを抑制することを得意としています。これを達成するには適切で均一なクリアランスの実現が不可欠です。いくら設計段階で適切なクリアランスを設定したとしても、各部品の加工技術、そして金型の調整力がないと均一なクリアランスは実現できません。また当社が得意とする薄物の打ち抜き加工ではよりシビアなクリアランスが求められます。
クリアランスについてはこちら↓
精密プレス金型 クリアランスとは?
南雲製作所では毎年1億円の設備投資を行い、最新設備を導入することにより±0.002mmの加工を可能にしています。また、熟練の調整力で均一なクリアランスを確保しています。これまでに0.012mmの銅箔についてバリを最小限に抑えて打抜した実績があります。「バリを抑制する」、このことに設計者も加工者もとことんこだわっています。
バリの原因と対策についてはこちら↓
バリ対策をご紹介!バリが発生する原因は?精密プレス金型
金型は思った通りの製品が生産できることはもちろんですが、長く金型を利用することを考慮するとその金型を扱う「作業者の作業性」も重要な要素の一つとなります。金型は各パーツが摩耗するので必ずメンテナンスが必要です。メンテナンスのためには金型を一度分解する必要があります。南雲製作所ではメンテナンス時の作業性に関して、簡単に付け外しできるよう工夫をして、作業者にやさしい金型製作に力を入れています。
また、メンテナンス後組み上げて、「よし、やっと生産に入れるぞ!」と思ったところで出てきた製品がメンテナンス前と寸法が異なっている…このような事態になれば問題を解消するために再度金型を分解して組み上げて…といった作業が必要となり、大幅に作業効率を低下させてしまいます。そうならないためにもメンテナンス後の再現性の高さは大変重要です。当社では再現性の高い金型製作にも力を入れています。製作時の部品の寸法データをすべて記録として残してあるので、再研磨の際の指標として利用することができます。最初の完成時の金型の精度だけではなく、その後の作業性や品質にもとことんこだわる、南雲製作所にお声がけください。
いかがだったでしょうか。南雲製作所の”こだわり”をまとめると、①営業担当の対応力②薄物抜きのバリ抑制なら南雲製作所③作業者想いの再現性の高い金型製作「こだわりの金型で、明日を変える」 お困りの際はお気軽にお声がけください。
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