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トップページ » 事例集 » カス上がり対策でチョコ停ほぼ0に⁉
精密プレス金型自動車部品プレス
今回のお悩みは「カス上がりによるチョコ停発生」です。
プレス機のチョコ停でお悩みのお客様のお話はよく聞かれます。
短い時間の停止とはいえ積み重なれば生産性に大きな影響を及ぼしますし、チョコ停が1日に何度も頻発してしまうと非常に厄介です。
チョコ停だからと侮って放っておくと大きなトラブルの原因になるなんていうことも…。
今回はカス上がりが原因となって発生するチョコ停について、当社でどのように解決したのかご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
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カス上がりの原因とその対策 精密プレス金型
お取引先の自動車部品メーカー様より、カス上がりが原因となってチョコ停が頻発しているとのお悩みをお聞きしました。平均すると1日9回もカス上がりによるチョコ停が発生してしまっており、工場の生産性が大きく低下しているとのことでした。
カス上がりには様々な原因が考えられますが、本案件では下記によってカス上がりを抑制することに成功しました。
(1)部品形状の変更
(2)キッカーピンの採用
上記を1つずつ見ていきましょう。
カス上がりは単純な形状の場合に発生しやすくなります。
例えば単純な丸形状や四角の形状などです。本案件でも単純な形状をしていましたが、製品に影響の出ない範囲での形状変更をご提案しました。そのことで抜き加工した後、ダイの穴内面に対するカスの抵抗が増え、カス上がり抑制に貢献しました。
キッカーピンで抜きカスを突き落とすことにより、カス上がりを防止することに成功しました。
上記の対策やその他南雲製作所独自の対策を施すことにより、1日平均9回発生していたカス上がりを激減させることに成功しました。カス上がりが抑制されチョコ停回数も減ったことで工場の生産性が大幅に向上し、さらに2枚打ち等によるパンチ・ダイの破損や製品不良も改善されました。
〈2枚打ちイメージ〉
いかがだったでしょうか。
カス上がりで困っている…
対策をしてもカス上がりが止まらない…
このようなお悩みはぜひ一度当社にご相談ください。
貴社に合った解決策をご提案いたします。
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