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トップページ » 事例集 » 金型メンテ後の工数大幅削減!
精密プレス金型コネクタ・端子・ターミナル順送型自動車部品プレス半導体後工程順送金型
今回は精密部品メーカー様から頂いた「部品交換後の金型立ち上げ調整時間を削減したい!」とのお悩みに対する当社の課題解決事例をご紹介します。
プレス加工をしているときに悩ましいことの1つが、「部品交換後の立ち上げ調整」です。薄物抜き金型の交換部品について、磨き作業や刃合わせなどで現物合わせに時間がかかるといったご相談はよく頂きます。
製品の品質を保つためにも摩耗したら必ずメンテナンスを施さなくてはなりません。しかし、この必須事項であるメンテナンスで長時間金型が停止してしまうとなると、工場の生産性にダイレクトに影響してしまいます。
本記事では、そもそもなぜメンテナンス後の立ち上げ調整に時間がかかるのか、そして当社でどのように解決したのかご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
時間がかかってしまう原因は、ずばり交換部品の寸法精度です。
お客様が使用していた薄物抜き金型は交換するパンチやダイの寸法公差大きく、公差内ではありましたが寸法にばらつきがありました。そのため立ち上げ時の磨き作業や刃合わせなどの調整に非常に時間がかかっており、再稼働までに3日間も要してしまうといった状況でした。3日間も稼働が停止してしまうので工場の生産性も大幅に落ち込んでしまっていました。
当社では「再現性が高く、調整が簡単な部品」をご提供することで課題解決を実現しました。
精度の出ていなかった部品を±2㎛の精度で加工することにより、再現性の向上に貢献しました。ここではどのようにその精度を実現したのか2つの観点からご紹介します。
〈加工技術による精度向上〉
新型のマシニングセンタや新型のワイヤー放電加工機を導入したことでレンジ3㎛での加工が可能になりました。
特に焼入れ材や超硬材の切削加工を行う、高硬度切削加工部隊は徹底した温度管理等を追求しています。
最新の機械や徹底した管理により、高精度な部品のご提供を実現しています。
〈品質保証〉
加工機が±2㎛の精度で加工できてもそれを検査する検査機がなければ保証することができません。当社では3次元測定機やレーザー測定器を導入し、高精度な加工を保証しています。
また、お客様の測定器との器差の照合を行い、±2㎛以内の誤差で品質を保証します。
当社のパンチ・ダイを導入することにより、これまで3日間かかっていた立ち上げ時間を1日に大幅短縮することができました。それに伴い、工場の生産性も大幅に向上しました。
いかがだったでしょうか。
工場の生産性を向上させたい…
メンテナンス後の立ち上げに時間がかかるがこれくらい仕方ないと思っている…
こんなお悩みございませんか?
ぜひ1度南雲製作所へご相談ください。
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